偽善エコロジー
武田邦彦『偽善エコロジー』(幻冬舎新書 740円)読了。世の中の「エコ」は、ほとんど無意味か、かえって有害にもなるということを列挙。“エコ”という掛け声に騙されるな、と。
著者は、中部大学工学部教授。以前から、マスコミや政府の「エコロジー」の流れについて、その本質を調査し、批判的な意見を述べていたとのこと。
特に、第一章「エコな暮らしは本当にエコか?」の中で、レジ袋を使わない、割り箸を使わずマイ箸を使う、などの行動が、エコではなくただのエゴであることを詳細に検証している。他にも、バイオエタノールや冷房28度設定、カーボンオフセットやチームマイナス6%の取り組みなどが、マスコミや政府による“ムードだけエコ”、“地球に優しくなったような気分”だけを広めており、まったく効果の無いことを論証している。
最近のエコ運動は表面だけで、“エコ”がファッションか何かのように扱われているのに漠然と疑問を持っていたのだが、この本を読んで、まさに納得した。
この本の検証内容は、その過程にちょっと疑問があるものもあるが、無自覚で雰囲気だけのエコブームに踊らされる前に一度目を通す価値はあると思う。
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コメント
wikipediaで武田邦彦見た?
投稿: | 2008年11月23日 (日) 15時16分
コメントありがとうございました。
Wikipedia他で、著者の武田邦彦検索してみました。
いやはや。あちこちでその論拠となっているデータへの疑問、論理展開への批判が行われているのですね。知らなかったです。たしかに、本書のデータはやけに古いものやなんとなく恣意的なものを感じることもあったのですが、なんというか、各界からさまざまな指摘があったのですね~。
これからは、もうちょっと多面的に調べてから書くようにしよう。。。
投稿: zion | 2008年11月23日 (日) 19時30分